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ただのつぶやき

入村した

上映時のツイッタにて例の作品をみると「入村した」というワードが飛び交っていたので使ってみた。
はい。アマプラで早くも配信されていたので観ましたよ。ゲ謎ってやつを!!

めちゃくちゃ評判良かったし、俗文化に興味を持つ方もいたようなので「どんなもんじゃろか」と思っていたのだが…正直言っていいかい?

管理人

ちょっと…個人的には…物足りなかった…

面白かったんですよ。普通に面白かった。
面白かったんだけど何と言うかね…うーん…多分自分はそういう作品見過ぎ・読み過ぎたので、正直ちょっと物足りなかったというのが感想。

私は鬼太郎3期育ちで4期推し。ノイタミの墓場鬼太郎もリアタイ視聴していて好き(ディスク1巻だけですが持ってます)
妖怪文化で言うと京極夏彦も大好きで百鬼夜行シリーズはもちろん、巷説とかも読んでるし、関連するアニメ、ドラマも観た。モノノ怪シリーズやある種似たような系列で言う所の八つ墓村や犬神家なども観てきた勢なんですね。
さすがにね、ここまでの作品群を観ているとね…「ちょっと物足りない」になってしまうというか…「あぁ、鬼太郎シリーズ…なのかな^^」っていう…うん。

たぶんね、逆だったらすごく良かったのかもしれない。
この作品を切っ掛けに↑の作品群への間口が開けて摂取すると、めちゃくちゃ肉付きが良くなって更に楽しめると思うし、色んな補完ができる気もするなぁ。

ちょっとねぇ、順番があれだったねぇ~・・・_(:3」∠)_
私の場合、墓場鬼太郎の鬼太郎と水木氏の関係を観ているから余計なんか…あれなのかもしれない。水神さまの話での水木氏…。私リアタイで観ていてあんなにアニメキャラとシンクロして「えっ」って言ったの初めてよ。

ちなみに墓場鬼太郎は1話がまるっとつべで観られるよ。
(作品の雰囲気からしてゲ謎からこの墓場に繋がっているわけではないとは思うけど…あくまでアニメ6期版の鬼太郎って事の様なのでね)

あとあれかなぁ、ツイッタTLで「すごいアクションだ!」「グロかった!!」「雰囲気すごい!!」などなど、そういう感想とか考察なども流れてきていて、確かにアクションシーン良かったし、グロいといわれるシーンもあったのだが…。
そういうシーンに耐性が付きすぎているのか、そんなにグロイと思えなくて…😅
胸糞悪さで言うならば、モノノ怪の化け猫も超絶胸糞悪いしグロかったかなぁ…なんて。

先述してますが「テレビアニメの鬼太郎シリーズの関連のお話」なんだなぁという印象でした。なので、純粋に「関連のお話」とだけで観ればちょっと大人向け表現もアリで「面白い」になるのかなとは思うよ!

でもあれです、ああいう雰囲気はほんと大好物です。
なんというか、昭和の戦後すぐってどの時代よりも物凄く混沌としていてかつ相当血生臭い雰囲気があちらこちらに沸き立っている感じするんだよねぇ。
(ナニクソ根性の成り上がってやろうって感情も相当強かったんじゃないかなと)
それこそ作中にも出ていたけど「科学」がワッと出てきた時代でもあり、それまでの信仰心なんかも入り乱れている。何かあれば村八分とか、遠野物語的な風俗がまだまだ残っている時代でもあって、ほんと不思議な時代だったと思うんだよね。

京極さんの百鬼夜行シリーズがまさに同時期あたりのお話だから、この時代感が「なんか好き」という方はぜひ、ぜひぜひぜひぜひ京極夏彦氏の百鬼夜行シリーズを読破して欲しい。
まずは「姑獲鳥の夏」をぜひ。あれね、シリーズの中でいっちばん薄くて軽いから^^^
読める読める。全然読める。(私は早く鵺を読めし)
一番薄くて軽いけれども、京極氏の思考はもりもりだから。マンガ版もあるよ。
私は鳥ちゃん好きの3バカが好きです^^
個性豊かな多種多様のキャラクターが沢山出てくるので本当に面白いですよ!


映画については色んな意見あるけど、個人的には姑獲鳥は結構好きでディスクも持っていたりする( ˘ω˘ ){ただ魍魎の匣は認めていないぞ。あと宮迫キバシューも認めてねぇ

管理人

ゲ謎がお好きな方には「絡新婦の理」がお勧めかもしれない


あと、巷説百物語も良いよ。最後は号泣しましたわ…このラストはズルい…っ!!!という感じ。アニメ版だと語り部的な百介の声が関俊彦氏なのでね^^

ちなみに巷説も何話かつべで観られるよ。

ついでだから鬼太郎3期、4期をちょっと。
3期はね、正直あんまり覚えてはいないのだが、あの夢子ちゃんが出てくるシリーズね。
そんな覚えていない中、はっきりトラウマになっているのが地獄のシーン。
地獄送りになった魂がものっすごく痛めつけられている描写があって、それが物凄く印象的でねぇ…幼心に「悪い事しちゃいけない(震」って思ったものです。
4期の鬼太郎はちゃんと中間って感じがあって好きだったな~。あと音楽が良かった。
和田薫氏の音楽が最高で、OPとEDのアレンジも良かったし、作中の音楽もとても良かった。

お話でいうとだるまちゃんが沢山出てくるお話がめちゃくちゃ可愛くて好き(かわいいだけじゃないんだけど)。あと京極さん出てきちゃってるのも好き。わろた。一刻堂っていうんですけどね。
京極節炸裂で妖怪を無効化するんだけど「でも妖怪って存在が好きなんだ」で、みんな元に戻るという「何の話ー?!www」ってなりましたわ。

…あれ?ほんとに何の話だっけ。
あ、そうそう。入村しましたって話でしたね。嫁が大好きな旦那さんって良いよね!

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